461個のおべんとう ネタバレあります。俳優 道枝駿佑の魅力

いつまでたっても終わらないベスアの感想はいったんおいといて、先日見に行った461個のおべんとうの感想をちらっと。

 

◆演技班

 

ジャニーズの中に、「演技班」というポジションがあって、その名の通り、演技の仕事を優先的に(?言葉あってるか?)振られるポジションで、私の一番古い「演技班」の記憶は稲垣吾郎ちゃんだったんですけど

 

スマ兄さんは、その後キムタクがえらいことになりましたけど、初期の演技班は吾郎ちゃんでした。

ストさんはわかりやすく北斗ですよね。

 

演技班の定義としては、演技力というより、端正なルックスっていうほうが優先されてるのかしら。。。カメラに映えるっていう部分?

あと、アイドル性が低めっていうのもあるのかしら。グループの魅力や人気を違う角度から魅せるっていう役目があるのかなと思います。

 

みっちーはなにわの中にいると、もちろんキラキラしてるんだけど、たたずまいが特殊で、グループの色に染まってないのがいい違和感を生んでいるかなと思ってて、

 

まあ吾郎ちゃんも岡田くんもにのちゃんもシゲも(一応にうすはシゲ。。。だよね?)高木も(初期は高木だったよね?)玉ちゃんも桐山もめめもそんな感じですよね。総じてアイドル性低め。

 

今気づいたけど、長瀬、亀梨、山田、ケンティ、平野は、エースと演技班兼務しててすごいなすごい。

 

みっちーに関しては、そのナチュラルさが、なにわのキラギラの中で前向きにとらえられてないような声も聞こえたりするんだけど、この人やっぱ、はんぱないな、と思った。それがこの映画を見た私の感想です。

 

 

道枝駿佑はどこまで自覚的なのか。

 

これまで、「母になる」「俺スカ」「メンズ校」「おべんとう」と4つの作品を拝見しました。

「母になる」では、ものすごい大役でしたよね。のっけから。

まあすごい棒だったけど、これまで見た子役の誰よりもかわいい顔面。

顔面だけで人を引っかけるレベル、これで道枝くんのことは覚えました。

 

「俺スカ」

悪いめ、チャラいめの道枝くん。彼目当てに1~2話見てみた記憶があります。ドラマの昭和臭に耐え切れず脱落しましたが、道枝くん演技できるようになってる!って思ったな。(永瀬よりみっちーのほうが華あるな、とも思ったなすいません)

 

「メンズ校」

始まる前は、内容がよくわからないこともあって、みっちーが主役なのか。まあ演技班だからな。でもこれは「なにわ」のドラマだからセンター(主役)がみっちーなのはちょっと違和感あるかなって思ってたけど、今になってはみっちー含む全員あてがきっすか??って思うくらいぴったりで、なんていう愛のある神企画なんだろうと、ジャニーズ事務所のすばらしさにしびれています。もう絶対なにわデビューするやん。

 

「おべんとう」

まず、近い時期に撮影したであろう「メンズ校」の主税くんとの違いを見たよね。

 

ちなみにメンズ校は2020年夏ごろ、おべんとうは2019年秋ごろ?撮影のようなので、おべんとうの撮影のほうが早いんですね。なるほど。

 

結論から言うと、主税くんと虹輝くんは、全然別の人間でした。

これは、道枝くんの演じ分けもあると思うけれども、それよりも、製作人の意向を反映した結果、という気がしています。

 

 

◆俳優・道枝駿佑の才能

 

よくみっちーは透明感がすごい、って言われてますけど、

道枝駿佑は透明だ。

上で述べたように、製作人が描く人物像を、そのまま映せる器。

しかもその器は美しくて、その美しさで作品の質を上げてくれるっていう、もうそりゃー使いたい若手NO1でしょうよ。

 

まあそのまま映すはちょっと失礼かもしれない。みっちーも演技しているんだし。でも、この特性を持っているのは確実だと思う。

おべんとうの虹輝くんは中学生から高3までの3年間を演じてて、男の子のこの3年は、見た目も体も(心も)すごく成長する期間だけど、ここの違いもばっちりだった。中3の虹輝の心もとなさ、高3の虹輝の男が混じった魅力。これはぜひ見てほしい。

 

これから役者としての成長と引き換えに、この才能が曇っていくのだろうと思うと、この時間がとても尊いとおもう。

 

道枝駿佑の作品は今後も全部チェックしていこうと思います。

みっちーのいるなにわつよ。