きょもじゅりの仕事とSixTONESに与える影響について
他のテーマで記事を書いていたんですが、脱線が長くなったので、そちらを主とした記事を先にあげることにします。きょもじゅりの仕事とSixTONESに与える影響について。
唐突ですがSTのAメロのきょもじゅりハモの件です↓
seturinomama saku hana no honnnoudakede mau cyouno hakanasani yoishirerunodarouka.
樹&きょもハモ(だと思う)、うわー初めて聞くなこの感じ、樹のがさがさした声(褒)ときょものロイヤルハモリ。素晴らしい!ディレクターさんに何か差し上げたい!
最近、あれ?きょもソロ少なくね?(きょも比。決して少なくはない)って思ってたんですけど、あれですね、下(上)に置くことで品質を担保するっていう方向ですね。
きょも担のひいき目を除いても、きょもは本当に安定している。たまにすっごいしょうもないところで外すけど、サビや作品の見え方を決める歌をしっかり歌える。驚くべきはリズム感で、きょもは難しい歌い始め、音が消える部分のリズムも危なげない。これはなかなか難しくて、ジャニレベルではなかなかいない(すいません)。ストはきょもと樹もいけるかな、という感じ。ここはもともと資質があるか(ほぼいない)、気にして訓練をするかをしないと得られない果実で、きょもと樹は後者なんじゃないかと想像されてまたしびれる。こういう歌の輪郭をしっかりなぞれるメンバーがいると曲がはっきりと見える。しかもきょもは墨汁の太字でなぞることも、かすれた水彩の色彩でなぞることもできる。NEW ERAではきょものこの力を何回も見た。
Changing ways yeah(NEW ERA Aメロ)
このパートはAメロでも北斗がソロで担当していて、イヤモニの仕様関連なのか、リズムが不安定。
また、樹のラップの後にきょもほくハモリの Changing ways yeah~、があるんだけど
ここはきょもが爆音ハモリで北斗を強引に正しいリズムに乗せている。
その後のこーちの mou mayowanai 、これはをAメロの北斗ソロ後ときょもほくハモ後で比べてみてほしい。こーちの入りが全然違うのがわかるはず。
きょもほくChanging ways yeah~、最初生歌聞いた時は主旋をかき消すハモに「きょきょきょきょも?」って沸いた。きょもはこうやってメンバーの歌唱にも関わっていくのがすごいし、爆音ハモリでもわかるように容赦しない。こういうストイックなところがいいんだよ。しかも地味に能力発揮してるところがかっこいい。
しばらくはこの方向で起用されるのかな。
まあこれだとほぼずっときょもの声が聞こえるから、それはそれでいいかという気もします。
樹もだけど、おもてのパフォーマンスの以外にも、Gを下支えしてるところを感じるられるとたまらん。
(NEW ERA視聴されるならCDTV推奨 わりと生歌ボロボロだけどレア)
樹。
樹の声は、ほんと樹って感じする。生身感がすごい。
温かみと寂しさのブレンドがすごい。
まあ、樹が寂しいかどうかはしらん。樹がセルフプロデュースしてる樹からこれを感じるってことで、ほんと樹は自分の見えかたを整えるのがうまい。
正直私は、ジャニーズのラップって、ローラースケートとか楽器のようなものだと思ってて、どっちかっていうと枷。それをGなり個人なりがどうやって乗り越えて武器にするか、そこがジャニーズエンタテイメントの伝統であり一つの面白みだと思ってる。
ラップ、ローラー、楽器。ジュニアたちはこれを充てられたとき、初動で「やったあ!」って思うのだろうか。
メリットとしては、他のG(人)との差別化。。。で局所的な仕事が約束されるというのはあるだろうけど、確実に王道からは離れる。(ローラーでありながら王道なHiHiは凄いと思う)枷を与えられて自分なりの答えを導きださなければ認められないっていうなかなか厳しい道だと、ジャニーズを見ていて私は思う。
中でも樹は身内にJokerがいて、ラップをやらされる(あえての表現です)は既定路線。名前を出すことも憚られるJokerの影響をベタベタに塗られたラップという道を歩めというのは樹少年にはキツイ道だったんじゃないかと想像できて、だけどラップは田中家のお家芸というちょっとした伝統も系統しなければ(樹に息子ができて、ジャニーズに入っても、やっぱりラップやらされると思う)いけないという空気も読んだだろうし、もちろん本人の好きややりたいことでもあったと思いたいけど。そういう部分がセルフイメージの寂しいにもつながるのかなと、勝手に私は思う。
結果、樹のラップのスタイルは、兄のそれとはまったく違うものに仕上がっている。樹里のすごいところは、独特のタイム感。
※タイム感
タイム感が良い人は、リズムを自由自在にコントロールすることができ、共演者や音楽に合わせる時も、自立したビートを常に持っている。自分でリズムを生み出しながら、リズムに乗る事ができる。
樹はラップでも歌うときも、要所要所でリズムを若干ずらしてきよるんですよね。
芯をきれいになぞらないようにしてる。そこで生まれる違和感が気持ちよくてかっこいい。こういう丁寧な仕事を曲全体に地味に重ねてる。
ラップの場面でも、威圧するような強さではなく、周りを吸引するようなパフォーマンスをしますよね。ブラックホールのような。その中心にいる冥い光。それが田中樹。
樹はその冥さをもってSixTONESの存在を確立させることに成功しています。
樹だけではなくて、SixTONESのメンバーはそれぞれ強烈な役割を担っています。
これは不定期に(記事の間で脱線したらw)また書こうと思います。